早良区賀茂 防草工事
雑草にお困りのご依頼者様からご相談を頂きました。お家周りの雑草が、取っても切りがないので、どうにかこの負担を減らせないかと思っていらっしゃったようです。
お伺いすると、しっかり管理してあるので、目立って雑草は無かったのですが、夏ごろになるとグングン成長し、手におえなくなるようです。お家周りなので範囲も広く、草取りをするとなると、大変でしょう。今回は、防草シートを敷き、その上から化粧砂利を敷くことにしました。
草木花は、日が当たる事により成長します。防草シートは、遮光効果があり、地面に敷くことで、雑草の生育を防ぐことが出来るシートです。
まずはしっかり除草を行います。防草シート作業で一番大切な事は、下処理です。雑草はなるだけ根ごと取り去ります。また、除草剤を撒き、根っこまでしっかり枯らす事により、防草シートを綺麗に張る事が出来ます。
次に、地面が凸凹している場合はなるだけ綺麗に整地をします。凸凹した所にシートを張ると、隙間が出来たり、しわが寄ったりします。隙間が出来ると、シート内に空気が入りやすく、強風が吹くと吹き飛ぶ可能性があり、しわが寄ると、しわの隙間から日が入り、雑草の生える環境を作ってしまいます。後々トラブルになりやすいので、この作業がとても大切です。
防草シートは端っこまでしっかり張ります。飛び石などの障害物があってもシートをハサミなどでその形に切り取り張っていきます。防草シートの上から砂利を敷き詰めていきます。今回は、カワラチップを使用しましたが、砂利にも今は色々な種類がありますので、防犯用の砂利もありますし、和風、洋風のお庭の雰囲気に合わせて選ぶことも出来ますよ。 最後に、砂利を洗う為、水を全体的に撒きます。
防草シート施工後はまた雰囲気が変わり、ご依頼者様にも喜んで頂けたので、嬉しかったです。草取りの手間もこれで大分解消されたのではないでしょうか。しかし、防草シートも、全くお手入れがいらないわけではないので、定期的な管理をお願いします。
同じような事でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
■防草シートの注意点
防草シートは、草取りでお困りの方にはとても良い物だと思います。しかし、全くお手入れが要らないということではありません。
- 注意点① 砂利が偏っていないか。
- 砂利が偏って、下の防草シートが出てきたら、見た目も悪くなりますし、砂利が無いと光が差してしまい シートの劣化が始まります。年月が経っていればいる程シートの下から雑草が生える可能性が高くなります。
- 注意点② シートがめくれたりしていないか。
- 人が歩く部分や強風でシートが捲れた部分より光が侵入し、雑草が生える原因になるので、早めの対処が 大事になりますのでご注意下さい。
- 注意点③ シートの間から草が生えていないか。
- ブロック塀と砂利の間からポツポツと草が生えてくる場合がありますのでお気づきになられたら早めに 雑草を抜いてあげて下さい。道路端のアスファルトから生えてくる程の生命力がありますので 気づかれたら取って下さい。
- 注意点④ 寿命は約10年。
- 防草シートの種類によって異なりますが、長いもので、持って10年と言われています。10年持たせるためにも、日光が当たらない様上記に注意して頂きたいと思います。
■宮原福樹園より
同じようなことでお困りの方、また、わからないこと等ありましたら、お気軽にご相談下さい。
M様、この度は庭園工事のご依頼を頂き誠にありがとうございました。