防草シート・砂利

春日市春日原南町 防草工事

住所:春日市春日原南町 T様邸
施工日:27年1月13日
作業員:4名
作業費用:18万円
作業内容:雑草処理、防草シートの施工、化粧砂利敷均し

春秋の剪定、年3回の薬剤散布、夏冬の除草の毎年ご依頼を頂いております。お庭の管理にはとても気を使って頂き、いつも良い状態を保てているお庭です。しかし、ご自宅の裏スペースは夏場、除草を行っても雑草が生えてくるそうです。ご依頼者様はそれがとても悩みの種だったようで、今回伺った時にご相談頂きました。

ご依頼者様と話あい、今回は防草シートを裏スペースに張る事になりました。

春日市春日原南町 防草工事

春日市春日原南町 防草工事

春日市春日原南町 防草工事▲裏スペース防草シート施工前

春日市春日原南町 防草工事▲裏スペース防草シート施工中

裏スペースに防草シートを張るのですが、地面には雑草が生えていたり、配管が見えていたりしてこのままシートは張れないので、基礎作業から始めます。

生えている草はなるだけ根っこから除去していきます。上の部分だけ除去しても、根が残っていると、そこからまた成長するのでしっかり除去します。今回は場所も狭いので、手取りで行いました。

除草剤を用いる事もあります。除草剤は根まで枯らす性質があるので、広い範囲にシートを張る場合など効果的ですね。

配管が出てきている所があるので、土を補充して対処しました。地面が凸凹の上にシートを張ると、空気が中に入りやすいし、綺麗な仕上がりにならないので、平坦になるよう整地しました。

また、排水も大事な事です。特に裏スペースは日蔭も多く、湿気もあるので、水気に配慮しました。防草シートは元々浸透性が良いのですが、念には念をいれ、水はけの良い土を補充する事と、排水環境を整えました。

春日市春日原南町 防草工事
▲防草シート施工中

春日市春日原南町 防草工事
▲防草シート施工後

基礎が出来れば、シートを張っていきます。

シートは、はさみで簡単に切る事が出来ます。シートを張る場所の幅より、少し大きめに切るのがコツです。ぎりぎりの大きさに切ると、隙間から光が入り、草が生えやすくなるからです。また、マンホールがある場所には張る事が出来ません。1度シートを張ると剥がせないので、注意が必要です。スペースの形に切ったら、専用の固定ピンで端を止めていきます。固定のピンも、しっかり打つことが大事です。ゆるかったり、ピンの数が少ない状態だと、強風の場合など、吹きあがる事も考えられます。

後は、化粧砂利を上から敷けば完成です。砂利にも大事な役割があります。見た目の雰囲気が良くなる事や、光の侵入の防止、砂利によっては、防犯に効果があるものもあります。今回は、土色に似た砂利を入れ、自然な仕上がりにしました。

■防草シートの注意点
防草シートは、草取りでお困りの方にはとても良い物だと思います。しかし、全くお手入れが要らないということではありません。

注意点① 砂利が偏っていないか。
砂利が偏って、下の防草シートが出てきたら、見た目も悪くなりますし、砂利が無いと光が差してしまい シートの劣化が始まります。年月が経っていればいる程シートの下から雑草が生える可能性が高くなります。
注意点② シートがめくれたりしていないか。
人が歩く部分や強風でシートが捲れた部分より光が侵入し、雑草が生える原因になるので、早めの対処が 大事になりますのでご注意下さい。
注意点③ シートの間から草が生えていないか。
ブロック塀と砂利の間からポツポツと草が生えてくる場合がありますのでお気づきになられたら早めに 雑草を抜いてあげて下さい。道路端のアスファルトから生えてくる程の生命力がありますので 気づかれたら取って下さい。
注意点④ 寿命は約10年。
防草シートの種類によって異なりますが、長いもので、持って10年と言われています。10年持たせるためにも、日光が当たらない様上記に注意して頂きたいと思います。

■宮原福樹園より
同じようなことでお困りの方、また、わからないこと等ありましたら、お気軽にご相談下さい。
M様、この度は庭園工事のご依頼を頂き誠にありがとうございました。