福岡市早良区 防草工事
ご依頼者様のお宅の周りは整地されていましたが、そのままでは雑草が生え、お手入れに困っていらっしゃいました。どうにかしてこの悩みを解消できないかと思っていらっしゃった時にホームページにある防草シートの事を知ったそうです。
今回はお家の周り全体に防草シートを張り、その上から砂利を置くことにしました。お庭には、植木もあるので、植木の周りをどのように張るかが大切になります。
整地が終わったら、防草シートを張っていきます。庭木の周りにも敷いていいのですが、どうしても木の周りから光が入り、雑草が生えやすいです。お手入れがしやすいように植木の周りは土のままにすることもありますが、今回は、木の周りまでしっかり砂利を敷きました。ご依頼者様と話し合いの上、決めていきます。
防草シートははさみで簡単に切る事が出来ます。シートとシートの境目ですが、10㎝程重ねて張ります。境目は、雑草の生える原因になったり、ほつれがある場合など、後でトラブルになりやすいので、気を付ける所です。
固定ピンで固定していきますが、この固定をしっかり行わないと、強風が吹くときに吹き上がる可能性が出てきます。また。少しでも光が入り込むと、雑草の種が成長してしまうので、きちんと端まで覆います。砂利を植えに敷く為、階段との境目に砂利が流れないように、レンガを新しく積みました。
防草シートの施工で大事な事は、下処理です。今回は整地がしてある場所だったので、そう時間はかからなかったのですが、水はけを考えながら地面の処理を行いました。防草シートの場合、水が溜まらないように浸透性のある物が多いのですが、地面が凸凹している、大雨で排水が間に合わないなどの時は溜まる可能性があります。そのため、防草シートを張る前にしっかり排水を考え作業します。
砂利は今回、厚めに10㎝程の厚みを持たせました。砂利も厚く敷けば敷く程、紫外線をカットできるので、効果が上がります。
作業後は、ご依頼者様の負担も減り、喜んで頂きました。
■防草シートの注意点
防草シートは、草取りでお困りの方にはとても良い物だと思います。しかし、全くお手入れが要らないということではありません。
- 注意点① 砂利が偏っていないか。
- 砂利が偏って、下の防草シートが出てきたら、見た目も悪くなりますし、砂利が無いと光が差してしまい シートの劣化が始まります。年月が経っていればいる程シートの下から雑草が生える可能性が高くなります。
- 注意点② シートがめくれたりしていないか。
- 人が歩く部分や強風でシートが捲れた部分より光が侵入し、雑草が生える原因になるので、早めの対処が 大事になりますのでご注意下さい。
- 注意点③ シートの間から草が生えていないか。
- ブロック塀と砂利の間からポツポツと草が生えてくる場合がありますのでお気づきになられたら早めに 雑草を抜いてあげて下さい。道路端のアスファルトから生えてくる程の生命力がありますので 気づかれたら取って下さい。
- 注意点④ 寿命は約10年。
- 防草シートの種類によって異なりますが、長いもので、持って10年と言われています。10年持たせるためにも、日光が当たらない様上記に注意して頂きたいと思います。
■宮原福樹園より
同じようなことでお困りの方、また、わからないこと等ありましたら、お気軽にご相談下さい。
M様、この度は庭園工事のご依頼を頂き誠にありがとうございました。